出そうか悩んだ末出します

      僕の夢物語

 毎日寝床に入り眠ると、必ずなんらかの夢を見る。夢というものは、不思議だ。夢の中では、自覚すれば何でもできる。超能力が使えたり、普段何も出来ないことが出来る様になったりする。ごく稀に、予知夢というものかある。予知夢とは、正月に見る正夢のようなものと酷似している。

 私が見たことがあるのは、プールの水が真っ赤に染まり、子供が洗面台に向かって蛇口をひねると、茶色い水が出てくる。周りは、死骸だらけで人が積み上げられている様子を歩いて見ていたことだ。

 朝目を覚ますと、何事もなかったようにいつもの生活が戻ってくる。私は居間に行きテレビを点けると、外国で大地震が起こっていて死者もかなりでているということだ。そこで、子供が蛇口をひねると茶色の水、血溜まりの川が見えた。

 夢と同じ風景だった。私は、震え上がり夢と現実の区別ができなくなっていた。姉に、見た夢とテレビのことを話すと、予知夢ということが判明した。

 普段何気ない夢を見ていても、時折違う夢を見ることがあるんだと思った。これが、私の体験談である。

 最近では、自分にとって恐ろしい夢を見た。彼女と別れてすぐ寝床に入り眠りにつくと、彼女の夢を見た。思い込みが激しいと夢に出てくるのかと思って夢を見ていた。

 彼女は、スマホを見ていた。すると、カメラモードに切り替わり周囲を映していく。自分の足まで来た時、人の顔が見えた。見覚えのある顔、私は、ハッと気づいた。

(そうか‥やっぱりそうなのか‥。)

 目が覚め起きた時間は冬の朝五時、その後寝付けずに起きていた。窓を開けていたせいか部屋は寒く、身が震えていたが外気温で寒いせいではないようだ。私にとっては、見たくもない夢だった。これが、後に分かることなのかは、不明だがもう二度と見たくないものである。

 夢にはさまざまな種類がある‥寝る夢は、眠ることでいつでも見えるけど、起きて見る夢は、目標をもって見る、叶えれるように努力をしないといけない。

 私はそう感じている。